
オウムタイプが出た人は
「自己証明欲求」が働いています。
「伝えることで、自分も世界も動かす」──言葉が翼。想いを声にして生きる、共鳴の表現者。
オウムタイプは、強い発信力と感情のエネルギーで場を動かすタイプです。
思ったことをそのまま口にする率直さと、自分の意見を伝えたい情熱を持っています。人の考え方や努力を証明したい気持ちがモチベーションであり、同時に繊細な心の支えでもあります。
新しいアイデアや刺激的な状況にワクワクし、人との関わりの中で成長していくタイプ。
一方で、“否定された” “間違ってると言われた”と感じると一気に心が熱くなり、議論や感情表現でバランスを崩すこともあります。怒りの下には、いつも「理解してほしい」「大切にされたい」と いう切実な願いが隠れています。
根底の価値観
「自分の正しさや存在意義を認めてほしい」「自分の言葉で役に立ちたい」という強い自己証明欲求です。人との関わりの中で価値を発揮し、「あなたのおかげで変われた」「その言葉が響いた」と言われた瞬間に、最も強く満たされます。
ただしその思いが強いほど、「わかってもらえない」「否定された」と感じた時に心が揺れ、自分の価値を守るために主張が強くなることもあります。
本来のオウムは、相手が困っていれば助けたくてしょうがないお世話焼き。人に喜んでもらいたいと思うがゆえに、一生懸命アドバイスします。
理想の自分像
「自分の言葉で、人の心に火を灯せる人でありたい」
人の背中を押し、勇気づけ、変化を生む存在になりたいという純粋な理想を持っています。
成熟したオウムは、「正しさの証明」→「相手に届く言葉を選ぶ」へと変化します。
聴き、受け止め、そこから言葉を紡げるようになると、オウムの声は“押す言葉”から“届く言葉”に変わり、ただ熱いだけでなく、人を動かす温かい力になります。
行動・判断の軸
行動基準は「役に立っているか」「自分の発信で変化を起こせるか」。
相談されたら放っておけず、考えるより先に助言や提案をします。
ただし、相手の考えより、自分の価値観をベースに助言しやすい傾向があります。
相手の立場を理解したうえで言葉を届けられると、オウムの発信は押し付けではなく、共感と勇気を与えるメッセージになります。